健康にいい!ハンバーグに含まれる栄養と健康効果6選について

 

健康にいい!ハンバーグに含まれる栄養と健康効果6選について

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ハンバーグとは、挽肉に野菜・パン粉・調味料・卵などを加えて、フライパンやオーブンなどで加熱したもののことで、100gあたりのカロリーは223キロカロリーほどで、セレンやモリブデンなどの栄養を多く含んでいるのが特徴です。ハンバーグはソースやケッチャプ、デミグラスソース、大根おろし青じそドレッシング組み合わせた和風ソースなどで食べると美味しいですよね。そんなハンバーグには一体どんな栄養が含まれていて、どのような健康効果があるのでしょうか。今回はハンバーグに含まれる栄養と健康効果6選についてお伝えしていきます。

 

 

ハンバーグに含まれる栄養と健康効果6選について

ハンバーグには、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンA、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビオチン)、ビタミンC、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなどの栄養が含まれていて、「疲労回復」「ガンの予防」「貧血の予防」「目の健康維持」「老化防止」「美肌効果」などの健康効果があります。

 

疲労回復

人間の身体は、病気、栄養不足、運動不足、睡眠不足、ストレスなどによって、疲れてしまうと疲労状態になってしまいます。ハンバーグに含まれるビタミンB群には、エネルギーを生み出すために欠かせない三大栄養素である糖質、脂質、タンパク質の分解や、代謝に必要な酵素補酵素としてサポートする重要な働きがあり、エネルギー不足による疲労を防ぐ効果があります。また、筋肉を修復することで、筋肉が弱り、内臓の働きが衰えて疲労しやすくなるのを防ぐ働きがあるタンパク質や、血糖値を正常な値に維持することで疲れにくくする働きがある炭水化物(糖質)、疲労回復に効果のある栄養素の吸収を大幅にアップさせる働きがあるビタミンCなども含まれているので、ハンバーグには疲労を回復する効果があると言えます。

 

ガンの予防

ガンは日本人の三大死亡原因の1つとしてされていて、約3人に1人がガンで亡くなっていると言われています。ハンバーグに含まれるモリブデンには発ガン物質の一つである亜硝酸アミンの吸収や蓄積を防ぐ働きによって、ガンを予防する効果があります。また、抗酸化作用によって、ガンの原因物質である増えすぎてしまった活性酸素を除去し抑制する働きがあるビタミンCやセレンなども含まれているので、ハンバーグにはガンを予防する効果があると言えます。

 

貧血の予防

血液中で酸素運搬の役割を果たすヘモグロビンを構成する重要な成分のひとつである鉄が不足してしまうと、ヘモグロビンが体内で生成されずに減少してしまい、貧血になってしまいます。ハンバーグにはヘモグロビンを生成するのに必要な成分である鉄分が含まれています。また、抗酸化作用によって体に身体に有害な活性酸素を除去し抑制することで、病気などの抵抗力を高めて全身の細胞に酸素を運んでいる赤血球の生成や血流を改善する働きがあるビタミンCやセレン、血液に含まれる鉄が不足した場合に、肝臓に蓄えられている鉄の運搬を補助し、造血を促す作用があるモリブデンなども含まれているので、ハンバーグには貧血を予防する効果があると言えます。

 

目の健康維持

テレビや、スマートフォン、インターネットなどを長時間使い続けてしまうと目が疲れてしまいますが、ハンバーグに含まれるビタミンCやセレンには抗酸化作用があり、この抗酸化作用には目を光障害から保護することで、パソコンやスマートフォンなどを長時間使用することによる眼精疲労の改善や、加齢性の目の病気である白内障や加齢黄斑変症などを予防する効果があります。また、目の結膜を活性化させる働きによって、目の潤いを保つのをサポートする効果や視覚情報を脳に伝えるロドプシンという物質の再合成を促進する働きなどがあるビタミンAや、目の周辺の筋肉の疲れを和らげる働きがあるビタミンB1、目の粘膜を正常にする働きがあるビタミンB2なども含まれているので、ハンバーグには目を健康に維持する効果があると言えます。

 

老化防止

体に侵入したウイルスや細菌を攻撃する働きがある活性酸素が過剰に働くと正常な細胞にも攻撃をしてしまいます。これにより細胞内や核酸、血管内などの体の様々な部位に悪影響を与えてしまい、老化の要因となってしまいます。ハンバーグに含まれるビタミンCやセレンには抗酸化作用があり、増えすぎてしまった活性酸素を除去し抑制する働きによって、活性酸素が過剰に働き正常な細胞を攻撃してしまうのを防ぐ効果があるので、ハンバーグには老化を防止する効果があると言えます。

 

美肌効果

ハンバーグに含まれるビタミンCには美肌作りに欠かせない、コラーゲンの生成を助ける働きや、シミやソバカス、シワや肌荒れ、ニキビの炎症などを防ぐ効果があります。また、肌のターンオーバーを正常に保ち、肌をスベスベにする働きがあるビタミンAや、血液循環を促すことで、クマやくすみを改善する働きや、肌の新陳代謝を向上させるなどの効果があるナイアシン、脂質の代謝に関与し過酸化脂質を分解する働きによって、過酸化脂質が原因のひとつとして考えられている大人ニキビを予防する効果のあるビタミンB2や、抗酸化作用により体のサビと言われる過酸化物質が生成されるのを防ぎ、くすみの原因を作りにくくする働きがあるセレンなども含まれているので、ハンバーグには美肌効果があると言えます。

 

最後に

今回はハンバーグに含まれる栄養と健康効果6選についてお伝えしました。ハンバーグはセレンやモリブデンなどの栄養を豊富に含んでいて、「疲労回復」「ガンの予防」「貧血の予防」「目の健康維持」「老化防止」「美肌効果」などの健康効果があるので、健康にいい料理と言えます。